☆湖畔の手前に設営OK
☆インスタ映えスポットあり
☆SUPが楽しめる
広大な湖畔が数多く点在する長野県。
今回は、長野県大町市の〔木崎湖キャンプ場〕をレポートします。
有名湖畔の〔青木湖〕に横並んでいることから、やや目立たない印象ですが、ひっそりとキャンプしたい方にはオススメですよ。
オススメの穴場キャンプ場!予約がとりやすいのも魅力です♪
2021年4月に利用した際のレポート記事になります。
アクセス
🔷住所 長野県大町市平森9707-1
🔷TEL 0261-23-3939
🔷標高 約760m
🔷平地との気温差 -4.9℃
マップ
・国道148号線沿いに位置し、道に迷うことはほぼなし。
・キャンプ場周辺は細い路地。通行には要注意。
基本情報
🔷通常営業期間 4月~11月
🔷冬季営業 あり(要問い合わせ)
🔷支払い 現金 / pay pay
🔷予約方法 公式HPの予約フォーム
入口には、かわいらしいキャラクターがお出迎え。
なんでもアニメ”おねがいシリーズ”の舞台になったんだとか。
そんなこともあってか、キャンプ場内でコスプレ撮影も行われたりするようです。
【おねがいシリーズとは】
木崎湖キャンプ場や長野県松本市の高校などが舞台となったアニメシリーズ(2002年~)。
「お願い☆ティーチャー」「お願い☆ツインズ」様々展開されており、今でも聖地巡礼が盛んに行われているようです。
プラン・利用料金
テント泊料金
高校生以上 〔1名1泊〕 | 中学生以下 〔1名1泊〕 | |
アーリー チェックイン 9:00~12:00 | 2,000円 (2,500円) | 1,000円 (1,250円) |
スタンダード チェックイン 13:00~16:00 | 1,500円 (2,000円) | 750円 (1,000円) |
レイト チェックイン 16:00~19:00 | 1,000円 (1,500円) | 500円 (750円) |
※( )は予約なしの場合
※未就学児は無料
※タープ利用は、時間問わず+1,000円
◇大人2名+小学生2名
◇テント泊(1泊)
◇スタンダードチェックイン
◇タープ無し
大人 1500×2
子供 750円×2
合計= 4,500円
バンガロー料金
岬 〔最大4名〕 | 3,000円~ |
2階建て 〔最大8名〕 | 1,600円~ |
和室 〔最大8名〕 | 1,100円~ |
※利用人数により価格に変動あり。上記は最低金額を記載(5名~8名)。
※光熱費として、共通で+500円加算あり
※タープは1張りまで無料
日帰りデイキャンプ
🔷利用時間 9:00~
🔷1時間無料
🔷以後1時間おきに+100円
🔷タープ1張り 500円
※空室の場合は、+2,000円でバンガロー利用可能
駐車場料金
🔷第一駐車場 無料
🔷隣接、第二、第三駐車場 1,000円/1泊
レンタル品
テント | 2,000円 |
タープ | 1,000円 |
シュラフ | 500円 |
BBQセット | 2,000円 |
鉄板/網 | 各500円 |
鍋/飯盒 | 各300円 |
ボール/まな板 | 各100円 |
包丁/ざる/おたま | 各100円 |
※新型コロナウイルス対策の為、レンタル用品は休止中。
キャンプ場の全体マップ
駐車場
キャンプサイトの目の前が駐車場となっています。
階段が通路になっており、サイトまではそこまで遠くない印象です。
設営場所次第ですが、道具の運搬は手持ちでもいけるかな~といったところ。
運搬台車の備え付けあり!
台車の備え付けがあるので、アウトドアワゴンの持参はお好みで。
店内には、売店もあります。
ただし猫を飼っておられるようで、内部は確認できませんでした(筆者ネコアレルギーw)。
キャンプサイト
☆設営可能数:約100張り
☆ほぼ林間エリア
☆フリーサイトのみ
☆車両乗り入れ不可
湖畔ギリギリまで松の木が生い茂ったフリーサイトとなっています。
それなりに日差しを遮ることができる為、場所によってはタープ無しでもいいかもしれません。
ハンモックの設置もしやすそうです。
木々が密集している場所がちらほら見受けられ、ツールームテントだと制約がありそうです。
遅めのチャックインの場合は、コンパクトなテントを持ち込んだほうが、ストレスがないかも。
湖畔沿いのエリアは、木々も少なめです。
テントの種類は選びません。
サイトの地面は、砂と土の混合です。
松の木が生い茂るキャンプ場は、松ぼっくりや枝などが地面に散乱していることも多く、テント設営前にある程度除去しなければいけないパターンが多い印象です。
その点、このキャンプ場はキッチリ清掃されており、心地よくテント設営に移ることができました。
サイト全体を見渡しましたが、あからさまな傾斜はなし。
点在している木々を利用してプライバシーを守る工夫をすると、快適性がアップします。
湖畔を囲うように、細長くサイトが構成されています。
よほど混雑していなければ、湖畔の目の前にテントを張ることも容易でしょう。
湖畔の前&トイレの近くなど多くの要望がある場合は、アーリーチェックインをお勧めします!
炊事場、灰捨て場
☆温水はなし
☆ゴミは持ち帰り
☆灰捨て場はあり
炊事場、灰捨て場は各所に点在。
どこにテントを設営しても苦にならない距離です。
設備自体は新しくはありませんが、多くを求めない方なら問題ないレベルでしょう。
ただし流し場はやや狭め。
ウイルスに敏感なご時世なので、タイミングを見計らって利用するようにしましょう。
トイレ
☆水洗トイレ
☆男女ともに洋式あり
清掃もこまめに行われているのか、比較的キレイな印象です。
ただし、ここの洋式トイレ、一風変わった仕組みを採用しています。
①う〇こスイッチをON!
②便器が泡で満たされる
③する
④再びう〇こスイッチをON!
伝わりにくいですが、こんな感じです(笑)
とにかく泡に身をゆだねましょう。
幼稚園~小学校低学年のお子さんには、付き添いして一人でできるか確認した方が無難です。
ちなみに小学3年生の我が子は、問題なく一人で使えていましたよ。
キャンプ慣れしていないファミリーキャンパーの場合、このキャンプ場を好きになれるかどうかは、このトイレ次第かもしれませんね。
アクティビティー
SUPのレンタルもあり(※撮影時はシーズンOFF中)
イベントやスクールの開催もあるので、初心者さんでも安心して楽しめます。
夏ならキャンプ+SUPがオススメ!
ヤギさんの小屋
場内には、ヤギの小屋が!
子供は大喜びで、ずーっと小屋の前でヤギと戯れていました。
景色を楽しむキャンプ場の場合、子供たちって割と暇そうにしてますよね(苦笑)。
ファミリーにはありがたいポイントです(^^)
設営のポイント、注意点
アーリーチェックインしたこともあり、ゆっくりと散策してからの設営となりました。
設営場所は桟橋の近くを選択。
ロケーションもよく、トイレへのアクセスもバッチリなので、桟橋周辺はオススメかなと思います。
設営時の風速は、北風5m/sほど。
湖畔が海のように波打っています。
濁りも中々で、想像していた穏やかな風景はそこにはありません。
強風に煽られたのもあって体感温度はかなり低め。
設営中は、終始ハナミズが止まらない状態でした。。
やっぱり4月はまだ寒い。
木崎湖は湖畔正面からの北風が強くなりがち!ガイロープを含めた風対策はしっかりと行いましょう。
砂交じりですが、地面のペグの効きは、ほどよく良好です。
中々の強風でしたが、ペグの長さは30cm前後を使用すれば問題ない印象でした。
ちなみに長さ15cmのペグだとジワジワと抜けてくるのがわかります。
細身のピンペグよりもエリッゼステークなど、やや太めの鍛造ペグの使用をオススメします。
心配な方は、長めの農業用ペグ(プラスティックペグ)を用意しておくのもアリ。
①風上側に仮でペグを打っておく
②ポールをテントに接続する
③テント立ち上げ後、ペグを微調整する
テントが凧揚げのごとく吹っ飛んでいかないように、ペグで幕(テント)を仮止めしてから、設営に臨みます。
木崎湖のように、風向きが予測しやすい場所では、あらかじめ風上側にペグを打っておくと安心ですよ。
キャンプサイトの感想
強風に耐えたご褒美なのか、翌日の早朝は驚くほどの静寂。
前日の強風とは打って変わって、風も無く抜群のコンディションでした。
濁っていた湖畔もアッサリと透明度を取り戻しています。
一日でこんなにも景色が違うのかw
山々に囲まれた奥行きのある景色を眺めながら、コーヒータイム。
朝の清々しい時間の為に、設営も頑張れている気がします。
文句なしに最高の景色でした。
これだから湖畔キャンプはやめられない♪
桟橋に近すぎる場所に設営すると、、
一点だけ悔やまれるのは、テントを設営した位置が桟橋に近すぎたこと。
どうやらこの桟橋は、超絶インスタ映えスポットだったようで(そりゃそうだ)、サイクリング勢が入れ替わり立ち代わりくるわ来るわ。
ちょっと目線に困る感じになるので、桟橋からは程よい距離感で設営できるのが理想かと感じました。
桟橋が楽しい!
桟橋は全部で2か所。
程よい長さに設計されており、小学生なら自分たちで遊びに行って帰ってくることも可能でしょう(ただし目を離さないこと)。
写真撮影するもよし、子供とはしゃぐもよしで、時間を持て余したキャンパーは桟橋をウロウロしてみるといいと思います。
ちなみに、この桟橋と桟橋の間が、遊泳可能区域になっているようです。
水深もそこまでなく、幅広い年齢層で楽しめる雰囲気がありました。
遊泳時は、ライフジャケットの着用が必須です。
注意点は桟橋の上り口。
こういうところで、子供は必ず足を濡らしますよね(笑)
子供には、スニーカーよりサンダルで歩かせたいところです。
靴下の替えも多めに用意しておきましょう。
虫
湖畔につきものなのが”虫”
この日も”なにものか”わかりませんが、テント周辺をうろついていました。
特に刺されたりはしませんでしたが、やっぱり落ち着かないですよね。。
夏は万全な虫対策が必要だと思います。
電車の音が少し聞こえる
写真右側より電車の通過する音が聞こえました。
走っているのは、新潟県糸魚川市から長野県松本市までを結ぶJR大糸線。
本数はそれほど多くはなく、気になるレベルの音ではありません。
夕暮れの湖畔にガタンゴトンと電車の音がこだまするのもなんだか風流でこれもまたいいかなといったところ。
音に敏感な方は、湖畔左側に設営すると少し緩和されるかもしれません。
ゆ~ぷる木崎湖
【温泉営業時間】
🔷7:00~21:00(土日)
🔷10:00~20:00(平日)
【利用料金】
中学生以上 | 700円 |
3歳以上 | 500円 |
3歳未満 | 無料 |
木崎湖キャンプ場から車で数分。
温泉とプールがあるスパリゾート施設です。
広めの施設なので、子供連れでも足を運びやすいと思いますよ。
ザ・ビッグ 信濃大町店
最寄りの大型スーパーはコチラ。
生鮮食品の価格も良心的で、ここで一通り揃うでしょう。
木崎湖キャンプ場公式SNS
各種SNSも運営されています。
キャンプ場の最新情報をご覧になりたい方はコチラから↓
山に囲まれた湖畔で静かなひと時を。
穴場的な湖畔キャンプ場をレポートしました。
夏場なら水遊び、春秋はロケーション目的で訪れたりとシーズンを通して楽しめます。
予約なしで、宿泊できるのは嬉しい♪
毎週ギリギリまで、天気予報をにらめっこしているキャンパーは候補に入れる価値あり!
トイレにやや”クセ”があるものの、総合的にみてバランスのとれたキャンプ場です。
夏の思い出作りや湖畔デートなどで是非利用してみて下さい(^^)