☆白馬村の美しい山々を望める
☆川遊びOK
☆温泉が近い
長野県白馬村のオートキャンプ場のレポートです。
自然が豊かなことから、お子さんとの思いで作りにもピッタリだと感じました。
オススメサイトや注意点を含め解説します。
【筆者の利用月】
10月上旬
アクセス

🔷住所 長野県北安曇郡白馬村北城9549-1
🔷標高 約790m
🔷平地との気温差 約-5.1℃
基本情報
🔷営業期間 4月下旬~10月下旬
🔷TEL 0261-72-7707
🔷予約方法 電話予約のみ
チェックイン、チェックアウト
🔷チェックイン 14:00
🔷チェックアウト 翌11:00
日によって早めにチェックインできたりもするようなので、電話予約時に確認してみるのもアリ!
利用料金
入場料 | 大人:600円 小学生:300円 6歳以下:無料 |
通常サイト (区画) | 2,500円 |
電源サイト (区画) | 3,500円 |
支払い | 現金のみ |
付帯設備/販売
売店販売品 | 炭、薪 |
遊漁券販売 (1日券) | 1,000円 |
レンタル | テント 2,500円 シュラフ 1,000円 クッションマット 300円 |
テニスコート (全3面) | 1,000円/一時間 |
サイト情報、構成

☆約100区画のオートサイト
☆電源サイトあり
☆先着順
キャンプサイトは、日陰が多いエリア、川が近いエリア、景色がよいエリアなどイロイロ。
混雑時でなければ、キャンプ場をぐるっと一回りして好みのサイトを選びましょう。
場内マップ(筆者作成)

ロケーションをメインの目的として訪れる場合は、サイトはかなり限定的になるので注意が必要です。
後述しますが、景色を優先するなら、A、D、Eサイトあたりがオススメとなります。
各エリアに電源サイトあり

赤いコーンが電源サイトの目印。
A~F、Sの全エリアに配置されています。
ただし、ロケーションを優先出来ない場合が多い印象です。
Aサイト(オススメ)

サイト全数 | 14区画 |
電源サイト | 8区画 |

白馬大橋の架かる【松川】に近いサイトです。
目の前には【白馬八方尾根スキー場】が見えます。
景色はもちろんのこと、川、炊事場、トイレへのアクセスも良好で、どれをとっても人気サイトの雰囲気を感じます。
筆者はAサイトを利用

☆カマボコテント3M
筆者は、【A16】を利用しました。

凹凸のある半砂利サイトといった感じです。
大きな岩が埋まっている箇所もあり、中々のありのまま感。
インナーテントを使用するなら、グランドシートは用意しておいたほうがいいでしょう。
サイトの広さは、車両を含めても10m×10mはありそうで広々した印象を受けました。
ツールームテント+4人用タープも同時に設営可能だと思います。

地面の硬さは程よく、ペグ打ちはまずまず良好でした。
白馬村は地形上、強風の日が少ない印象です。
ペグ打ちに関しては、そこまで神経質にならなくても良いかと思います。

サイトの地形に目をつぶれるなら、Aサイトを狙わない手はないでしょう。
Bサイト

サイト全数 | 21区画 |
電源サイト | 5区画 |

道を挟んで林間サイトと芝生サイトが混在するエリアです。
芝生の状態はまずまず良好で、過ごしやすそうな印象を受けました。

このサイトからも少し山々が見えます。
区画の紐が雑なのはご愛敬(苦笑)。
Cサイト

サイト全数 | 16区画 |
電源サイト | 3区画 |
完全な林間サイトで、日陰の度合いは抜群です。
タープを持参しないのもありかと思います。
ただし地面には大きな岩があったりで、サイトによってムラがある印象でした。
よく観察してから、サイトを決定するといいでしょう。

景色は今一つですが、松川の支流が目の前。
川遊びしたいファミリーにはいいかもしれませんね。
Dサイト(映え狙いならココ)

サイト全数 | 23区画 |
電源サイト | 5区画 |
キャンプ場入り口付近のサイトです。
地面はフラットで、テント設営に難はなさそうな印象でした。
数は少ないですが、Aサイト同様に白馬アルプスを眺められるサイトがあります。
インスタなどのSNSによくアップされている写真もこのあたりのサイトが多い印象です。
”映え”を狙うなら一考の余地あり。

道を挟んだ入り口付近のサイトも広々していて設営し易そうでした。
ただし車の往来の多さや最寄りのトイレが簡易式なのは検討の余地がありそうです。
Eサイト

サイト全数 | 10区画 |
電源サイト | 2区画 |
Aサイトと横並びのエリアです。
Aサイトに比べると景色がもう一息。
ですが、地面もフラットで芝生も良好。
妥協点としては十分かと思います。
Fサイト

サイト全数 | 10区画 |
電源サイト | 2区画 |
こちらもAサイトと横並びとなる、木々囲まれた奥行のあるサイトです。
開放感という点では、イマイチ。
ただし日陰は十分で、夏場なら悪くないかもしれません。
Sサイト(小サイト)

サイト全数 | 13区画 |
電源サイト | 4区画 |

松川の支流(小川)が横に流れるサイトです。
S=小さいサイトという意味のようです。
山々は見えませんが、管理棟、トイレ、炊事場が近いのはいいポイント。
林間サイトが好きな方や小川のせせらぎを感じながらキャンプしたい方にはいいかと思います。
何かしらの小虫が飛んでいたので、虫除け対策は必要でしょう。

池や管理棟の前にもSサイトがあり。
川遊びができる!

キャンプ場の目の前に、白馬大橋の架かる【松川】が広がります。
そこそこ川の規模が大きく、大きな流れのある場所からこじんまりとした場所まで選択の余地があります。
浅い場所を選べば小学校低学年からでも抵抗なく遊べるでしょう。
ただし季節によっては、所々コケが生えているので、滑らないように注意して下さい。

ここからの景色も中々素敵です。

さらに綺麗な写真を収めたい方は、「日本の道百選」に選ばれた白馬大橋から撮影するのがオススメですよ。

川には透明度もあり、泥臭さもあまり感じられませんでした。
これならファミリーにはもってこいでしょう♪
ちなみに川釣りも可能ですが、遊漁券(姫川上流漁業組合)が必要になります。
必要な方は受付で購入して下さい。
各設備
トイレと炊事場はそれぞれ2カ所。
以下に写真を載せておきますが、どちらもややキャンプ慣れした方向けな印象でした。
総じて、管理棟周辺施設を利用するのがオススメだと思います。
管理棟裏のトイレ

男女ともに洋式を完備していました。
トイレの綺麗さに敏感な方は、こちらを利用するのが無難です。
管理棟前の炊事場

規模の大きな炊事場はこちらです。
キャンプ場中央のトイレ(簡易式)

簡易式ですが、男女で区分けされています。
キャンプ場中央の炊事場

夜の管理棟

ちょっぴりジブリ感があったのでパシャリ。
周辺施設
〔スーパー〕ザ・ビッグ 白馬店

買い出しならここ一択。
キャンプ用品、百円ショップ、服屋、スーパー全て揃った白馬屈指の名店。
某ドンキに負けないテーマソングは耳から離れなくなることでしょう。
是非足を運んでみて下さい。
〔温泉〕白馬塩の道温泉 倉下の湯

営業時間 | 10:00~22:00 (年中無休) |
料金 | 中学生以上:600円 小学生以下:300円 (3歳未満無料) |
フェイスタオル | 200円 |
白馬アルプスオートキャンプ場から徒歩数分。
【白馬三山】を眺めながら、露天風呂でまったりできる温泉施設です。
キャンプ場で割引券の配布がありますので、利用したい方は受付に申し出ましょう。
〔温泉〕八方の湯

入浴料金 | 大人800円 小人400円 |
2021年度 営業期間 | 【5月6日~7月16日】 12:00~20:00 【7月17日~10月10日】 10:00~21:00 【10月11日~12月17日】 12:00~20:00 【12月18日~】 10:00~21:00 ※毎週木曜日は正午より営業 |
綺麗な温泉施設を希望するならコチラ。
屋外には足湯もあるので、ちょっとだけ立ち寄るのもありですよ。
〔ショップ〕スノーピークランド ステーション白馬

キャンパーには言わずと知れた白馬の名店になりつつあります。
スターバックスも併設されており、ブルジョアな雰囲気が満載です。
立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
〔観光〕白馬農場 ブルーベリー園

🔷ブルーベリー園(営業期間):7月~8月
🔷利用料金
〈中学生以上〉1,000円
〈4歳以上〉500円
夏季限定のブルーベリー狩りが楽しめる農園です。
食べ放題なので、お腹いっぱいブルーベリーを食べることができます。
併設するカフェのソフトクリームも絶品でしたよ♪
白馬の山々に癒されよう!

白馬の山々を眺めるだけで、十分満足度の高いキャンプができる印象です。
これに加え、川遊びがOKということで、夏のファミリーキャンプにもってこいだと感じます。
サイトにはやや”クセ”がありますが、壮大な自然がすべてをかき消してくれるのは確か。
ロケーション重視のキャンプに、子供との思いで作りに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
同じく白馬村のキャンプ場の紹介です。
水回りの綺麗さを優先するファミリーならコチラがオススメです。
ワサビの収穫体験も楽しむことができますよ。
