☆浮島のようなサイトでまったり
☆トイレは清潔
☆花見キャンプができる
新潟県上越市にある【大池】と【小池】からなる湖畔キャンプ場をご紹介します。
新潟県景勝100選にも選ばれているほど、自然も大規模で豊富。
中でも、代名詞となっている浮島のようなサイトは一見の価値アリです。
キャンプ場マップ
第1キャンプ場 | 30張くらい |
第3キャンプ場 | 20張くらい |
第4キャンプ場 | 5張くらい |
大池を囲うようにキャンプ場が点在。
公式HPに正式な利用人数表記がなかった為、筆者の主観にて、ツールームテント計算での張数を記載しました(かなりテキトー)。
後述しますが、キャンプ初心者の方やファミリーには第1、第4キャンプ場は不向きです。
大池と小池の間にある、【第3キャンプ場】と【ビジターセンター】だけ覚えておけば問題ないでしょう。
カーナビの案内にて向かう場合は要注意。
ビジターセンターから最も遠い【第1キャンプ場】を目指してしまう可能性があります。
ちなみに筆者がこれに引っかかったことはいうまでもありません。
利用料金は、1張500円(任意)
以前は利用料金が無料だったのですが、2021年4月より1張500円の協力金制度に変更されました。
あくまで支払いは任意ですが、環境維持、整備に利用されるとのこと。
キャンプ場継続を願いワンコインくらいは支払っておきたいところです。
先ずは、ビジターセンター(受付)へ行こう!
こちらは県道253号側の道中。
看板があるので迷うことはないでしょう。
必要事項(氏名、住所、電話番号)の記入が必要となる為、先ずはビジターセンター(受付)へ向かいます。
ここまでくればゴールはまもなく。
写真の施設がビジターセンターです。
ここでは薪の販売(1束800円)もしているので、ついでに購入するのもありでしょう。
最近値上がりしたようですが、施設維持の為にここで購入するという考え方も筆者はアリかなと思います。
4月に訪れた際には、ネギを無償で配布していました。
アットホームな雰囲気もこのキャンプ場の魅力となっています。
基本情報
場所 | 新潟県上越市頸城区日根津116-1 |
標高 | 約20m |
営業期間 | 4月~11月下旬まで |
開館時間 | 9:00~17:00 (予約がある場合は午後10時まで) |
休館日 | 月曜日 国民の祝日の翌日 年末・年始 |
TEL | 025-530-3160 |
サイト種類 | フリーサイト |
トイレ | 和式/洋式 |
直火 | 禁止 |
施設協力金 (任意) | 500円/1張り |
第3キャンプ場
トイレの併設された駐車場から道を渡り、キャンプ場まで歩くこと約1分。
アウトドアワゴンの持参は必須です。
道中は舗装されているので、運搬は楽チンな印象です。
橋を渡った先にサイトがお出迎え。
写真から見て右側が大池の広がる特等席になっています。
こんな感じで大池を一望できます。
ただし、ロケーションのいい場所に張れるテントの数はツールームテントで10張がいいところ。
混雑時は、椅子取りゲームが予想されます。
早めの設営が吉となりそうです。
老朽化していますが、備え付けのイスもいくつかありました。
池の前は、木々が比較的多めですので、日差しの強い日でも場所を選べばタープ無しでいけるような印象でした。
周辺は杉の木に加えて八重桜が立ち並んでいます。
このロケーションで花見キャンプができて、格安の料金設定となれば人気がでるのも納得ですね。
八重桜が満開となる時期は、4月の後半。
地面はフラットで芝生が入り混じるような印象です。
ペグの効きは良好で、設営に神経を使うことはないでしょう。
若干ですが、石交じりの場所もありました。
設営場所を選べるようであれば少し観察するといいかと思います。
設営前に風流な花(名前は不明)を眺めてホッと一息。
炊事場はサイトの規模にしては広々とした印象でした。
ただしちょっと低めなので、腰痛持ちの方は姿勢に注意が必要です(苦笑)。
ちなみにサイト、炊事場、トイレまでの通路を含め電灯がほとんどありません。
手持ちライトは必須です。
〔ゴミ処理について〕
・ゴミは全て持ち帰り
・灰や炭は持ち帰り(かまどはあり)
駐車場横のトイレです。
清掃頻度も多いのでしょうか。
清潔感が感じられ好印象です。
洋式も完備されており、ファミリーや女性メンバーなら第3サイト一択だと感じます。
第1キャンプ場
県道253号を進み、この看板が目印。
大池を横目に、道なりに進めば第1キャンプ場に到着します。
駐車場からキャンプサイトまでは、すんなり歩いて3分くらい。
ファミリーならアウトドアワゴンは必須です。
途中にあるトイレは思いの他、清掃が行き届いていました。
洋式もあり、そこまで抵抗なく使用できそうです。
サイトまでの道はある程度舗装されていますが、アップダウンもあり。
道具の運搬には少々手こずるかもしれません。
第1キャンプ場(手前エリア)
木々による日陰も多く、過ごしやすそうな雰囲気のあるエリア。
ただし肝心の池を眺められるかと言えば微妙。
道具運搬など諸々の労力を考えると、ここに設営したい人は少ないのでは?と感じました。
【とにかくひっそりと過ごしたい】キャンパーにはうってつけでしょう。
炊事場は、恒例のカマドもあり広々しています。
第1サイト(奥エリア)
第1サイト奥のちょっとした獣道を抜けると、もう一つサイトがあります。
道中には、可愛らしい栗が。
秋に訪れるなら足元に注意しましょう。
到着。
広いような、狭いような。。
知らない人同士の設営を想定すると、微妙な空気感が漂いそうです。
このご時世なので、あまり気づかれないようにグループキャンプしたい人にはいいかもしれません。
池もやや見えるのでロケーションも悪くはないかと。
ただし、ここに来るのは中々の苦行。
現実的なのは、バックパッカーのソロキャンパーだと思います。
第4キャンプ場
第4キャンプ場は管理外になっているので、ここからは番外編。
どうしてもここでやりたい上級者向けに最短ルートの道案内をしておきます。
先ずは、ビジターセンター横の【出あい大橋】を渡ります。
橋から池を眺めれば、清々しい気分になれます。
直近で雨が降ったせいか、濁っていたのはちょっぴり残念。
橋のふもと、写真右の獣道を登ります。
案内看板が忘却のキャンプ場であることを物語っています(苦笑)。
うーん。橋を歩いてきた挙句にこれは想像するとツライ。w
T字路を右です。
道中に炊事場がありましたが、
もはや握らせてもくれません(笑)。
到着。
サイトのほぼ全体写真です。
察して下さい。
楽しそうな【なにか】をしていた形跡もあり。
なんだかもったいない気もしますね。
うっすらと池が見えますが、期待できるレベルではありません。
まあまあイイ感じの”藪雰囲気”を味わえます。
こちらも第1キャンプ場同様に機動力のあるソロキャンパー向けと言えるでしょう。
周辺施設
〔風呂施設〕上越リゾートセンターくるみ家族園
入浴時間 | 10:00~21:00 |
入浴時間 ② (12月-3月) | 10:00~20:30 |
料金 | 大人 420円 小・中学生 210円 |
格安料金で、焚火の匂いを消したいだけのキャンパーにはコチラがうってつけ。
露天風呂はありませんが、サウナ付きで清潔感は十分。
筆者イチオシのお風呂施設です。
〔スーパー〕ナルス 直江津東店
品揃え豊富な大型スーパーです。
生鮮食品を含め、このスーパーで事足りると思います。
〔ホームセンター〕 DCMカーマ直江津店
薪やキャンプ用品も販売されているホームセンターです。
キャンプ場最寄りには〔コメリハード&グリーン 浦川原店〕があるのですが、薪が販売されていませんでした。注意しておきましょう。
格安の湖畔キャンプならココ!
1張500円(任意)で、池を堪能できて、トイレも清潔。
元々無料だったキャンプ場としては、十分な環境が整っていると感じました。
個人的には、花見キャンプも可能な【第3キャンプ場】に大池いこいの森の魅力が集約されていると思います。
設営までのハードルも低く、初心者やファミリーの方にもオススメです。
シーズンを通して来たくなるような落ち着いた雰囲気のあるキャンプ場。
是非足を運んでみて下さい。
湖畔好きの方必見!
同じく新潟県のこちらもオススメします。
”日本のスイス”と呼ばれるロケーション抜群のキャンプ場です。