☆無料
☆海が目の前
しっかり整備された無料のキャンプ場が多い印象のある富山県。
今回は、富山県入善町にある県指定キャンプ場の紹介です。
海あり湧水ありで、無料にしては必要十分な条件が整っているなと感じました。
こんな方にオススメかと思います。
【我が家の利用履歴】
6月上旬
波が穏やか!
このキャンプ場最大の魅力は、海へのアクセスのし易さ。
海水浴などのレジャー目的で宿泊するのが鉄板ではないかと。
しっかり護岸整備されており、やや人口的な雰囲気はありますが、富山県特有の穏やかな海を満喫することができます。
行き方
入善スマートICから海側へ向かえば約15分程度で到着します。
国道8号線を横切った後は、やや分かりにくい細めの道となります。
向かう方角を間違えないように注意が必要です。
基本情報
場所 | 富山県下新川郡 入善町下飯野364 |
TEL | 0765-72-2788 |
営業期間 | 4月初週~11月末 |
営業日 | 火曜日~日曜日 |
休館日 | 月曜日・祝翌日 |
予約方法 | 予約不要 (バンガローを除く) |
受付時間 | 8:30~19:00 |
サイト種類 | フリーサイト |
サイト数 | 最大100張 (500人) |
トイレ | 和式/洋式 |
シャワールーム | 有り(冷水) |
ゴミ捨て場 | 有り |
ペット入場 | 不可 |
サイト説明
サイト種類 | フリーサイト |
最大利用数 | 100張 (500人) |
車乗り入れ | 不可 |
備え付け台車 | 無し |
【松林にかこまれた砂丘のアドベンチャー・スペース】と銘打たれたキャンプ場サイト。
その名の通り地面は、ほとんど砂地。
虫の温床になりやすい草木が無いのをメリットととらえる方には嬉しいポイントでしょう。
サイトの広さは、最大100張となっていますが、ドームテント計算ではないかと推測されます。
個人的には、ツールームテントで50張もしたら満杯な印象を受けました。
松林
松林がキャンプ場全体に生い茂っており、日差しを遮る役割を果たしています。
木々の間にテントを設営することになる為、工夫する楽しさがある反面、楽にキャンプしたい方には不便に感じるかもしれません。
中には折れかかっている木もあるので、設営の際は、頭上の確認も行うことを推奨します。
木々のおかげで、日差しを遮れるエリアがチラホラ。
荷物を減らしたいキャンパーなら、この松林を利用して、思い切ってタープを使用しないというのも一つの手だと思います。
傾斜
写真では分かりにくいのですが、緩やかな傾斜がキャンプ場全体を占めています。
これが意外と曲者。
気になる方だと設営までに時間を要するかもしれません。
筆者オススメ設営場所
キャンプ場を歩き回り、唯一確認できた地面がフラットなエリアをご紹介。
あくまで筆者主観ですので悪しからず。
上記図の赤丸部分が筆者オススメエリア。
ここならツールームテントでもストレスなく設営できるかと。
我が家はここに設営しました。
☆カマボコテント3M
キャンプ場と海岸側とで高低差がありますが、なんとか海も見えます。
2021年6月利用時ですが、大々的な護岸工事行われていました。
日中は、工事の音が結構気になるかもしれません。
ペグ打ちはイマイチ
エリッゼステーク 28cm
(販売:村の鍛冶屋)
砂地の地面で鍛造ペグとの相性が悪いです。
手でペグを抜き差しできるレベル。
海沿いですので風の強い日は要注意。
注意点
車乗り入れが不可で、キャンプ場に備え付けの台車がありません。
さらに駐車場からはキャンプ場の間には、段差があり。
駐車場から設営サイトまでアウトドアワゴンで運搬しようにも段差が邪魔をするでしょう。
①キャンプ場入り口までアウトドアワゴンを運ぶ
②駐車場からアウトドアワゴンまで荷物を運ぶ
③設営サイトへ持って行く
②~③を繰り返す、もしくは荷物を手に持って運ぶ作業が必要になります。
ファミリーキャンプなら家族総出で頑張りましょう。
無限の湧水
炊事場はキャンプ場の規模にしては、広々しています。
ところで、何か気が付きませんか?
実は、水道に蛇口が付いていません(マジか)。
無限に流れるヒンヤリ湧水。
否、インフィニティウォーター(中二病)。
入善町のHPでは【じゅわ~っとにゅうぜん】をキーワードにしており、この地域イチオシの魅力のようです。
炊事場の近くには、飲み物を冷やしておくボックスが常備されています。
クーラーボックス要らずで、夏場には嬉しいポイント。
冷却源はもちろん湧水。
ただし、新型コロナウイルスのご時世ですので使うのは躊躇しそう。
こんな便利なものにまで気になってしまう時代。
早く収束することを願うばかりですね。
炊事場の近くにはイスやかまどもあります。
バンガロー
部屋数 | 2棟4室 (1室8人) |
利用方法 | 要予約 |
料金 (1泊1室) | 2,000円 |
入場料 | 大人 100円/1人 小人 50円/1人 |
バンガローは予約制。
部屋それぞれに海にまつわるネーミングがされています。
設備
無料でキャンプ可能ですが、必要事項の記入が必須です。
ここで受付を済ませた後、キャンプ場に向かいましょう。
余談ですが、この受付施設内にあるトイレが一番新しくて綺麗。
なのですが、キャンプ場利用者は使用不可なんだそうです。残念。
ということで最寄りのトイレはコチラ。
清掃はされており並みの公衆トイレといった印象です。
近くにはゴミ捨て場も完備。
ただし指定のゴミ袋を利用することが必須です。
キャンプ場から若干歩いたところにも別の公衆トイレがあります。
先ほどのトイレよりこちらのほうが新しくて広いです。
女性やお子さんにはこちらをオススメします。
シャワー室(冷水のみ)。
海岸沿いに、シャワー設備を見つけられず。
海水浴した際は、ここを利用することになるでしょう。
全長距離は約75km。
想定所要時間は約6時間とロングなサイクリングが楽しめます。
朝の海を横目に、ウオーキングやランニングをするのもいいと思います。
サイクリングに興味がある方は、以下をご覧ください。
ホタルイカを見たい!
この海岸では富山名物の【ホタルイカ】が接岸します。
旬の時期は、おおよそ3月~6月。
夜の海一面に広がるキラキラした景色は圧巻。
筆者は夜釣りで遭遇しており、子供を連れたキャンプでも見せたいなと計画中。
ただしホタルイカはいつも気まぐれ。
以下は筆者の主観になりますが、ホタルイカが出現しやすい条件を記載しておきました。
キャンプ月 | 4月 |
月の周期 | 新月 |
潮の周期 | 大潮 |
時間帯 | 深夜0時~3時 |
この条件に加え以下も重なると更に確率アップ!
①晴れの天候が続く
②普段より暖かい気温の日
③波が荒れていない
釣り
釣りをする方なら上記の出現条件を利用しない手はありません。
富山では一大イベントの黒鯛の乗っ込み(産卵期)シーズンと重なります。
ホタルイカをベイト(餌)として黒鯛、真鯛、鱸などの大型魚が入れ食いになる可能性も。
夜中から朝まずめまでの間にチャレンジするといいでしょう。
キャンプどころではなくなりそうですが(苦笑)
周辺施設
大阪屋ショップ 入善店
最寄りのスーパー。
品揃えも豊富です。
朝日町 環境ふれあい施設 らくち~の
お風呂はこちらへ。
プール、フィットネス、岩盤浴、食事処も揃った施設です。
ほたるいかミュージアム
キャンプ場からはやや遠いですが、ホタルイカをテーマにした体験型展示施設。
興味がある方は是非。
レアなキャンプ場
この組み合わせは、日本でもここだけな気が。
これに加え、ホタルイカの接岸シーズンであれば更なる楽しみも期待できます。
ファミリーならキャンプ場を楽しむというよりも、海のアクティビティーに計画を置いて訪れるといいかと思います。
富山県の海沿いキャンプ場で施設も綺麗なのはコチラ。
ファミリーキャンプならこちらもオススメです。
コストを下げつつ海キャンプがしたい!