☆炊事場付きオートサイトあり
☆通年キャンプ可能
☆釣り上げた魚をサイトで食べられる
富山県の複合型アウトドア施設のレポートです。
【釣りがしたい、食べたい】という方にはもってこいなキャンプ場でしたよ。
利用する際の注意点も含め解説していきます。
筆者の利用した時期:6月上旬
アクセス
🔷住所 富山県富山市割山9-1
🔷TEL 076-485-2777
🔷標高 約250m
🔷平地との気温差 -1.6℃
マップ
基本情報
🔷通常営業期間 通年(年末年始のみ休園)
🔷支払い 現金 / pay pay
🔷ペット同伴可能
🔷Wi-Fi 接続工事中(2022年6月現在)
〔利用可能施設〕
🔷売店(21:00まで)
🔷シャワールーム(2分/100円)
🔷コインランドリー(1回/200円)
予約方法
🔷予約方法 TEL / メール / FAX
🔷予約受付 毎月更新で半年先まで予約可能
🔷平日宿泊利用 前日正午までに要予約
各種方法で受付していますが、電話予約が優先となります。
公式サイトの予約状況表には、若干のラグがあるようです。
取り急ぎの場合や、リアルタイムの予約状況を知りたい方は、電話予約をオススメします。
近年は、キャンプサイトも人気上昇中です。
週末に利用する場合は、1カ月先くらいを見越して予約しておきましょう。
宿泊・食事施設
コテージ
🔶全7棟(基本定員4名)
🔶1泊 13,530円~
🔶イン/アウト 14:00~翌10:00
🔶設備 キッチン・お風呂・トイレ
※室内へのペット連れ込み禁止
ログハウス
🔶全3棟(基本定員8名)
🔶1泊 27,830円~
🔶イン/アウト 14:00~翌10:00
🔶設備 キッチン・お風呂・トイレ・冷蔵庫
※室内へのペット連れ込み禁止
バーベキュー棟
🔶全9棟
🔶利用料金 3,090円(2時間)
🔶常設備品 専用鉄板/網/フライ返し/トング
🔶燃料の木炭は持ち込みor販売
🔶食材の持込は自由
キャンプサイト紹介
☆オートサイトA
☆オートサイトB
☆フリーサイト(車両乗り入れ不可)
〔共通事項〕
チェックイン 13:00
チェックアウト 11:00
デイキャンプ可能
オートサイトA
宿泊料金 | 5,830円/1泊 |
区画数 | 全12区画 (1~12番) |
AC電源 | 550円/1泊 |
サイト広さ | 10m×10m (駐車場含み) |
流し台(炊事場)が設置されている珍しいタイプのオートサイトです。
整備は整っており、どのサイトも比較的フラットな印象でした。
電灯も設置されているので、キャンプ始めたての方にもオススメのサイトとなっています。
他のサイトに比べて、やや割り増し価格にはなりますが、食事の洗い物の時間だったりを短縮できるのは大きなポイント。
時間に余裕を持ちたい方には利用する価値があるでしょう。
〔オートサイトAがオススメな人〕
☆炊事場の順番待ちが嫌な方
☆ウイルス対策をより徹底したい方
☆子供から目が離せない方
注意点は、サイトの広さ。
スノーピークのランドロックを設営している方をみかけましたが、区画ギリギリかなといったところ。
さらに、設置されている流し台がネックになったのか、炊事場を避けるように斜めに設営していたことも印象的でした。
ガイロープ(張り縄)も加味すると、やや手狭に感じる可能性がありそうです。
オートサイトB
宿泊料金 | 4,730円/1泊 |
区画数 | 全8区画 (13~20番) |
AC電源 | 550円/1泊 |
サイト広さ | 10m×10m (駐車場含み) |
池、炊事場近くに位置するオートサイトです。
サイトの広さはオートサイトAと同様ですが、流し台が設置されていない分、サイト設計はよりし易い印象でした。
目線を遮る物がないので、プライバシーを守る工夫はしたほうがいいでしょう。
管理棟(トイレ)にもほど近く、どのサイトでもアクセスにストレスは無いと感じます。
オートサイトBは何かと楽チンです。
コスパを含めて、バランスのとれたサイト。
悩んだら、オートサイトBを選んでおけば間違いなし!
フリーサイト
宿泊料金 | 2,530円/1泊 |
区画数 | 全8区画 |
サイト広さ | 8m×8m |
車両乗り入れ | 不可 |
フラットな地面に、芝生の広がるフリーサイトです。
筆者はこちらを利用させていただきました。
2022年現在は、フリーサイトといいつつも、番号による場所分けがなされており、区画サイト的な運用になっています。
サイト内には車両乗り入れはできず、道沿いに停車して荷物の運搬が必要です。
道路からサイトまではそこまで遠くないですが、手短に済ませたい場合は、アウトドアワゴンを持参しましょう。
〔設営したもの〕
☆チーズタープM
☆TCルーテントファミリー
番号表示されている看板と看板の間に設営します。
大型のタープをタトンカ張りして、区画ピッタリでした。
ロープなどの区画分けはされていないので、マナーをもって設営しましょう。
地面はしっかりと固めで、ペグの効きは良好です。
最低でも金属製のピンペグは用意しておきましょう。
オートサイトとの決定的な違いは”日陰”
サイトの背後は木々の生い茂る林になっており、東側の日差しがかなり遮られる印象です。
おかげで、午前中はタープがいらないレベル。
風もオートサイトよりかは遮られているようでした。
蚊、ブヨ(ブユ)に注意!
利用したのは、6月上旬。
時間帯によって”ヤツら”がポツポツ登場するようです。
筆者の足が刺されている瞬間を見ましたが、おそらく犯人はブヨ。
泣く泣くポイズンリムーバーを使用する羽目になりました。。
虫よけ対策は万全で臨みましょう。
マイマイガの巣窟
フリーサイトは裏が林になっているせいか、マイマイガの住処のようです。
チェアに座ろうとすると「うわぁ!」
ボックスを開けようとすると「うわぁ!」
特に危害を加えてくる奴らではありませんが、やっぱり気になります。
とはいえこれもキャンプの醍醐味。
どうしても気になる方は、地面に撒くスプレーなどイロイロ準備してみて下さい。
炊事場
共同の炊事場は1か所のみですが、まずまず広々でした。
清潔感もあり好印象です。
灰捨て場も付近に用意されています。
キャンプサイトは満員でしたが、利用者が限定されている為か、取り合いになる気配もなく快適に利用することができました。
筆者が利用したフリーサイトなら目の前に位置するので、ウォータージャグを持参しなくてもOKですよ。
また、BBQコンロなど汚れがひどいものは、専用の洗い場が用意されていますのでそちらを利用しましょう。
トイレ
キャンプサイト近くのトイレは、管理棟併設の1カ所のみ。
バリアフリーのトイレも完備されており安心して利用することができます。
男性は和式比率が高めでしたが、清掃状態は良好でしたよ。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は、駐車場の横にあり。
分別すればイロイロ捨てさせてもらえます。
各種施設
天湖森には、自然の体験施設がたくさん。
キャンプの合間に散歩するもよし、目的を持ってガッツリ遊ぶもよしで、天気が良ければ選択肢は豊富です。
こじんまりしていますが、綺麗に整備された広場になっていました。
おそらくですが、立ち並んでいるのは桜の木ではないかと思います。
春にキャンプするのも楽しそうですね。
運動広場の近くには展望台がありました。
中々いい眺めでしたよ。
それぞれ遊具も用意されています。
遊具の高さは低めに設定されており、幼稚園~小学校低学年向けといったところです。
アスレチック施設は老朽化の為か閉鎖中でした。
これで遊べたら、もう少し大きい子供も楽しめそうなので残念。
復活を願うばかりです。
釣り可能エリアの一部になっている小川の流れるエリアです。
水位も低く、水遊びには最適。
幼児のお子さんでも楽しめると思いますよ。
着替えをたくさん用意しておきましょう!
🔶大人 320円
🔶小人 150円
🔶貸し道具 100円
18ホールからなるパークゴルフもありました。
これをやりだしたら1日を消費してしまいそうなので、我が家は断念しましたが、連泊の方ならたっぷり楽しめると思います。
神通川からなる渓谷【神通峡】が見渡せる絶景スポットもあるようで、次回は是非ともチャレンジしてみたいところ。
🔶1時間 320円
🔶2時間 530円
我が家は、1時間だけテニスを楽しませてもらいました。
キャンプサイトから歩いて数分なので、利用するのも楽チンでしたよ。
道具のレンタルもあるので、気楽に利用してみてもいいと思います。
天体観測所
天体観測を楽しめる施設があるようなのですが、訪れるのを忘れていました。。
星空がキレイな夜は、利用してみて下さい。
土田(どうだ)池で釣りを楽しもう!
🔷釣り可能時間 8:30~17:30
🔷釣れる魚 ニジマス、フナ、鯉、ソウギョ
🔷ニジマス放流期間 4月上旬~10月中旬
天湖森の名物”土田池”
定期的に大量のニジマスが放流される為、シーズンを通して釣りを楽しむことができます。
管理棟で提供されるレンタル品、販売品があればすぐに釣りをはじめられますので、手ぶらでくるのもアリですよ。
釣り券
🔶えさ釣り1日券 530円
🔶ルアー、フライ1日券 1,050円
🔶共通一カ月券 2,090円
レンタル品、販売品
竿レンタル | 260円 |
仕掛け | 260円 |
餌ミミズ | 510円 |
練りエサ | 460円 |
針外し | 230円 |
バケツ | 220円 |
釣り針、ウキ | 各50円 |
軍手 | 100円 |
※ルアーレンタルは無し
持参すると便利なもの
手ぶらOKとはいえ、なるべく経費は抑えたい!という方もいらっしゃると思います。
自宅から手軽に持参できるもの、あると便利なものを記載しておきます。
〔持参すると快適なもの〕
①水バケツ
②小型プライヤー
③手洗い用品
我が家は上記に加えて、安価なバスロッドとリールも持参しました。
水バケツは折り畳みタイプだと車載も楽チンですのでお勧めですよ。
釣り上げた魚を鑑賞できる透明な水槽(レンタル品?)を持参している方もいました。
このあたりは、どちらでもかまいませんが、魚をキープしておく容器はあると段違いに快適ですので必ず準備しましょう。
小型プライヤーについては、管理棟にて針外しも販売されているので、必須ではありません。
ですが、子供でも楽に針を外せたり、糸を切断したりと用途は多めの便利品です。
一つ携帯しておくとなにかと活躍してくれますよ。
釣りエリア
一部釣り禁止区域もありますが、かなり広範囲に渡って釣りOKエリアとなっています。
筆者の見渡した感じ、どこでも平均的に釣れている雰囲気がありました。
あまり場所にはこだわらなくてもいいかなと思います。
お子さんと一緒に楽しむなら、足場やアクセスの良好な〔手前エリア〕〔運動広場前エリア〕がオススメです。
池の周囲には、ところどころ写真のような急な階段が設置されています。
雨が降った後などは、ぬかるむ可能性もありそうです。
長靴は必要に応じて持参するのもいいでしょう。
釣りの仕掛け、釣り方
複雑な作業を必要としませんが、大体の手順を説明しておきます。
写真の仕掛けと餌ミミズは、販売品(260円+510円)です。
ウキ、おもり、針がセットになっているのでコレを1個ずつ購入するだけでOKです。
【ミミズのちょんがけのやり方】
小汚い図ですみません(苦笑)。
ポイントは、針をミミズの頭(先端)に刺さないこと。
ミミズをなるべく弱らせないようにすると釣れやすくなりますよ。
我が家の様に、竿やリールを持参した場合は、仕掛けと餌を購入して接続するだけ。
初心者の方でも比較的悩まずにできる釣りだと思います。
えさは、練りエサよりも圧倒的に餌ミミズのほうが釣れるのでオススメ。
ミミズを針に刺すのは抵抗がありますが、頑張る価値があると思います。
余談ですが、筆者はミミズを触るのがいイヤだったので、自然体験と称して息子に全てやらせました。
男の子ならまんざらでもない感じになると思いますのでオススメですよ(笑)
釣りの注意点
竿を投げる際の注意点は、写真の場所のような頭上の木々。
木や葉っぱに高確率で絡まって、糸が取れなくなること必須です。
初心者の方は、障害物のないエリアを選ぶことをお勧めいたします。
ちなみに筆者も絡まって、追加で仕掛けを購入することになりました。。
糸が切れて、針がなくなっても心配ありません。
管理棟では、針と糸のみのセット品(50円)も販売しています。
仕掛けセットを購入しなくてもOKです。
おいしくいただきます!
半日粘って、ニジマスを無事にget!
なんとか夕飯の献立を増やすことができて一安心。
炊事場にて、内臓を取り出した後、おいしく塩焼きでいただきました。
釣れた魚を調理する場合は、調理用のハサミを持参しておくと楽チンですよ。
☆使用後は、排水溝を含めしっかり掃除しましょう。
滞在時の感想
薪の管理に困らなくて安心
販売している薪のサイズを見ながら、
「今日は、何束買おうかな~」と考える事ありませんか?
天湖森ならその悩みは無用です。
地方では珍しく、売店が21:00まで対応してくれています。
火力高目で楽しみたいタキビストにはありがたい限りですね。
その他、アルコール類なども販売しており、なにかと忘れ物をしても安心です。
朝の池はやっぱり清々しい
池を眺めながらの朝は、やっぱり落ち着きます。
ゆっくり池を1周しても30分もかからないくらい。
朝はバタバタしがちですが、せっかくなので散歩するのもいいと思います。
生き物探しも楽しい
やっぱりいましたレア生物。
標高はそこまで高くありませんが、しっかり自然が残されているようです。
ニホントカゲ?でしょうか。
運動広場にて発見し、追い掛け回していました。
子供って、生き物と戯れている時が一番楽しそうですよね。
お子さんがいるなら、虫かごを持参しましょう。
整備が整っていて安心感がある
場内全体はどこか懐かしい雰囲気がありながらも、キャンプサイトはわりと現代的。
サイト数が少ないからか、満員に近い状態でもごちゃごちゃ感はあまり感じられず好印象でした。
年に数回しかキャンプをしない方、週末でもなるべく静かに過ごしたい方が安心して利用できる環境が整っているように感じます。
次回は、ゆっくり連泊したいなと思わせてくれる快適なキャンプ場でした。
周辺施設
〔スーパー〕バロー 大沢野店
🔷営業時間 10時~21時
最寄りの大型スーパーです。
海鮮類も含めてBBQ系の食材が入手しやすい印象がありました。
〔温泉〕楽今日館
🔷日帰り入浴営業時間
10:00 ~ 22:00(12月~2月は21:00)
🔷利用料金
☆中学生以上: 620円
☆小学生: 320円
☆小学生未満: 無料
キャンプ場から目と鼻の先ですので、時間を気にせず入浴しやすいですよ。
富山県で釣りキャンプしたいならココ!
☆遊び方が豊富
☆トイレ、炊事場へのアクセス良好
☆売店は21:00まで対応
☆混雑感は感じにくい
遊び場たっぷりの快適キャンプ場をレポートしました。
釣り、遊具、広場など子供と遊べる施設が揃っていることもあり、ファミリーキャンパーにもってこいな印象です。
2023年末までには、ソロキャンプエリアやグランピングエリアなどを増築する計画があるようで、素敵なキャンプ場になっていくといいですね。
家族の思い出作りに訪れてみて下さい(^^)
天湖森キャンプ場公式SNS
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放流直後は”入れ食い”の確立も大幅UP!
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〔富山県〕ファミリー向けキャンプ場紹介
ファミリー向けキャンプ場の紹介です。
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