☆高台サイトから日本海を眺望
☆炊事場が温水
☆海へのアクセスが良好
☆コスパ◎のレンタルセットあり
新潟県長岡市にある高規格キャンプ場のレポートです。
キャンプ初心者の方やファミリーキャンパーが安心して楽しめる雰囲気が盛りだくさん!
筆者が、7月に利用した〔人気のAサイト〕を中心に解説していきます。
新潟県で海水浴キャンプするなら、ここはイチオシ!
アクセス
🔷名前 和島オートキャンプ場/KIZUNAの森
🔷住所 新潟県長岡市両高1
🔷TEL 0258743010
基本情報
🔷営業期間:4月1日~11月30日
🔷ゴミ捨て場:あり
🔷ペット同伴:一部可能
🔷薪販売:800円(広葉樹)
チェックイン/チェックアウト
🔷テントサイト、バンガロー(1泊)
⇒14:00~翌11:00
🔷テントサイト、バンガロー(日帰り)
⇒11:00~翌14:00
料金設定
🔶高校生以上 400円/1人
🔶小・中学生 200円/1人
〔大人2名+小学生2名+Aサイト〕
800円+400円+6,000円=7,200円
※レギュラーシーズン価格
支払い方法
☆現金
☆paypay
☆クレジットカード
バンガロー、キャビン
【1泊2日の利用料金】
🔶キャビン 11,000円~
フリーWi-Fi、ウッドデッキ、
ハンモック、冷蔵庫、焚き火台、
ランタン、タープ、エアコン(有料)
🔶バンガロー 8,000円~
フリーWi-Fi、ウッドデッキ、
冷蔵庫、シンク、座卓、
トイレ、エアコン(有料)
⇒バンガローからの見晴らしはとってもグッド(公式HPに写真あり)!
眺望優先ならバンガローもオススメです。
予約方法
☆電話
☆予約サイト〔なっぷ〕
〔予約ルールに注意〕
・利用日の2か月前から受付が開始
・受付開始時間は午前0時から
・サイト番号の希望OK
繁忙期は、直前のキャンセル待ちを狙うのもアリ!
キャンプサイト構成
Aサイト
サイト種類 | オートサイト |
区画数 | 23区画 |
サイト広さ | 9m×9m |
AC電源 | 有り |
携帯電波 | 有り |
Wi-Fi | 有り |
利用料金 | 6,000円~ 8,000円 |
先ずは、和島オートキャンプ場イチオシのAサイトから。
このサイトの魅力はなんといっても海が見渡せるロケーション!
高台に建設されているので、新潟県長岡市の海岸線が一望できたり、佐渡島が見渡せたりと中々の好立地になっています。
撮影する角度がイマイチでしたが、角サイトの0番サイトはオススメ!
お隣さんが気になりづらいことに加え、ロケーションもバッチリです。
ただしキャンプ場の入口付近に位置する為、やや車や人通りが気になるかもしれません。
【快適な0番~14番サイト】
日本海と佐渡島が見えるポジションが多く、サイトからのロケーションは十分!
どこを選んでも差し支えない印象です。
加えて、大きな遮蔽物もなく、心地よい浜風も感じられました。
ひっそり過ごすのが優先なら、12番~14番がよいかと思います。
【19番~22番】
19番~22番のロケーションはもう一息ですが、炊事場やトイレは近いので快適性は十分です。
おそらくですが、サイト付近に桜の木が確認できました。
春には、お花見キャンプが楽しめると思います♪
【人気の23番、24番】
Aサイトでは、ダントツで人気の23番、24番です。
眼下には、海岸線が広く見渡せることから”海との距離感”が最も近く、ロケーション重視のキャンパーにはもってこいなサイトになっています。
特にInstagramなどを利用する”映え”重視の方ならこのサイトを狙わない手はないかと思います。
ただし、競争率は高め。
サイト番号を希望した上で、運要素も絡んでくるのは間違いなさそうです。
ちなみにこの2サイトは、人気すぎて芝が定着しないらしく、ウッドチップとなっています。
角サイトの25番。
木々によりプライバシーが守られる為、横並びのオートサイトが苦手な方はこちらもアリです。
Aサイトのオススメサイト番号
ということで、Aサイトを一通り解説しました。
予約時に一応ながら希望サイトを伝えることができる為、こだわりのある方は以下を参考にしてみて下さい。
☆バランス重視⇒1番~13番
☆ひっそり重視⇒14番、25番
☆映え重視⇒23番、24番
☆筆者オススメ⇒0番
筆者は、Aサイトの10番を利用しました!
☆チーズタープM(5.2m×5.2m)
☆TCルーテントファミリー
筆者家族は、キャンプ前々日にキャンセルによる空きを発見し、滑り込みでAサイトを利用させていただきました。
サイト番号の希望は特にせず。
受付にて割り振られた〔10番〕となりました。
サイトの横幅は、大型タープをタトンカ張りしてピッタリといったところ。
縦方向は広めに設計されているので、設営後も上記写真くらいスペースに余裕がありました。
スノーピークの大型テント【ランドロック】を見かけましたが、余裕もって設営できている印象です。
地面は芝生ベース。
Aサイトは人気故か、ところどころ芝が定着していない箇所が確認できます。
やや砂利っぽい部分がありますので、テント保護の為にグランドシートは用意しておきましょう。
海沿いにはありがたく、地面はかなり固めでペグの効きは良好です。
プラスチックペグだと歯が立たないかもしれませんのでご注意を。
ということで、風が多少強くても比較的安心して設営できそうな印象でした。
各サイトの入口には、AC電源が設けられています。
スイッチをONすれば、上部の電灯を使用できるので夜も安心です。
個人的には、これがグッド!
サイトのところどころに、水道が設置されており、海水浴後の道具の水洗いなどに活躍してくれました。
ただしダイレクトに、排水溝に流れているようですので洗剤を使用したい場合は炊事場へ行きましょう。
海水浴後に海パンを投げつけてマッタリ。
10番サイトも中々いいロケーションです。
海側は隣同士のプライバシーが守られるように、葉っぱの生い茂る木々が設置されていました。
このあたりはさすが高規格。随所に工夫がみられます。
結構なアタリ日だったようです。
夕日の落ち行く佐渡島がくっきり見えます。
海沿いに住む筆者でも、感動を覚える景色。
夜は、漁船が等間隔で灯をともしており、これがまた幻想的。
やっぱり海を見渡せるサイトは、堪らないですね。
Aサイトの付帯施設(サニタリーハウス)
トイレ、シャワールーム
トイレは全部で2ヶ所。
洋式も完備しており、清掃状態は問題ありませんでした。
🔶シャワールーム利用料金 200円/5分
シャワールームはコイン式で、全部で4カ所。
広さは十分で、子供と大人の計2人で利用しましたが、問題ありませんでしたよ。
炊事場
炊事場の売りは、なんといっても温水が使用できること!
キャンプ場で、脂っぽいお皿がキレイになることってほとんどないですよね。
新潟県では数少ない温水施設で満足感は◎
炊事場には、洗面所も併設されています。
ありがたいことに、ドライヤーも備え付けられていました。
定番のかまど設備もありました。
灰捨て場も近くにあります。
コインランドリー設備
🔶洗濯機 200円/1回
🔶乾燥機 100円/20分
ランドリー施設は写真の1カ所。
洗剤の備え付けはないので、利用したい方は準備しておいてください。
ゴミ捨て場
捨てられるゴミの種類は十分。
以下に記載しておきます。
☆生ごみ
☆ペッドボトル
☆燃えるゴミ
☆空き缶
☆瓶
☆電池
☆ガス缶
Bサイト
サイト種類 | オートサイト |
区画数 | 22区画 |
サイト広さ | 9m×9m |
AC電源 | 無し |
携帯電波 | 一部エリア外 |
Wi-Fi | 有り |
利用料金 | 4,500円~ 6,000円 |
Aサイトよりやや低い位置に建設されているBサイト。
シャワールームなどのサニタリーハウスもAサイト同様に設置されているので、快適性に違いはありません。
料金も割安なので、コスパ重視ならコチラになるでしょう。
Aサイトよりも利用頻度が少ない為か、芝生がしっかり定着していて緑がキレイでした。
より”フカフカ”を選択したい場合は、Bサイトに分がありそうです。
Bサイト全体が、林に囲まれていることから、ロケーションはもう一息。
その反面、風を遮ってくれる気配があり。
風が強い日は、重宝するサイトになりそうです。
Bサイトの近くには釣り掘りや遊具が用意されているので、子供から目を離せないキャンパーの方にもオススメですよ。
Bサイト(変形、三角サイト)
サイト種類 | オートサイト |
区画数 | 4区画 |
サイト広さ | 約40㎡ |
AC電源 | 無し |
利用料金 | 4,000円~ 5,000円 |
撮影し忘れましたが、変形サイト(20番、21番)や三角サイト(A、B)はやや狭い印象で”クセ”があります。
気になる方は、どんなテントなら設営できるかなども含め、キャンプ場さんに相談したほうが無難です。
Cサイト(ペットOK)
サイト種類 | オートサイト |
区画数 | 9区画 |
サイト広さ | 9m×9m |
ペット同伴 | 可能 |
Wi-Fi | 有り |
AC電源 | 無し |
利用料金 | 3,000円~ 4,000円 |
A、Bサイトからやや離れた場所に位置するCサイト。
キャンプ場で唯一ペット同伴可能なエリアとなります。
利用料金はキャンプ場最安です。
価格最優先の方にはオススメのサイトになるでしょう。
ただし、付帯設備がやや小規模(仮設トイレ、簡易炊事場、ゴミ捨て場)ですので、快適性が最優先の方は、積極的には選びにくいかもしれません。
キャンプサイトまとめ
ロケーション、快適性重視ならAサイト!
新潟県でも珍しい、高台から海を見渡せるサイトは一見の価値アリ。
普段、海を見る機会が少ないキャンパーの方は断然Aサイトを選ぶ価値があるでしょう。
AC電源を含め、快適性は文句なし。
キャンプデビューの方も安心して利用できますよ。
コスパ重視ならBサイト!
キャンプサイトから海を見渡すことができませんが、温水の炊事場、シャワールーム、Wi-Fiなどが完備されており、快適性は必要十分な印象です。
☆木々に囲まれつつキャンプそのものを楽しむ
☆ひたすら海水浴したい
こんな方なら筆者は、Bサイトをオススメします。
価格重視ならCサイト!
付帯設備が小規模ですが、めちゃくちゃ不便!といった印象はありません。
とにかく価格を安く抑えたい方は、十分選択肢に入ると思います。
ただし、ペット同伴可能エリアなので、ワンちゃんが嫌いではない方が必須条件です。
場内で遊べる施設
遊具、テニスコート
🔶遊具 無料
🔶テニスコート 1,000円/1時間
一部使用禁止になっていましたが、整備された芝生に遊具が設置されていました。
軽くボール遊びできるくらいの広さがあるので、幼児のお子さんと遊ぶにはちょうどいいかと思います。
釣り掘り
🔶釣り場 300円/1回(貸し竿付き)
真夏は暑くて敬遠されそうですが、春秋にゆっくり子供と釣りを楽しむのもいいと思います。
森林散策路
釣り掘りの奥からAサイトに繋がる舗装された山道です。
日影が多く、夏でも涼しげな雰囲気が感じられます。
中々の急こう配で、普段運動をされない方は心臓がバクバクになると思います(苦笑)。
それにしても、昆虫に出会えそうな雰囲気がプンプンします。
夏ならセミやカナブン、秋はトンボが見られるそうですよ。
キャンプ場さんのお話では、クワガタも発見できるらしいので、夜が更けたらランタン片手に森林探索もアリですね!
シーズンごとに『昆虫はかせと虫あそび』イベントが開催されています。
タイミングを見計らって訪れるのもアリ!
展望台
実はこのキャンプ場、地形的に夕日が拝めるサイトが限定的なんです。
(推測ですが、Aサイトの23番、24番なら夕日が見えると思います)
ということで、夕日をガッツリ見たい方は展望台に来ることをオススメします。
余談ですが筆者は、サイトから夕日が見えない事実に気が付くのが遅れ、撮影タイミングをやや逃してしまいました(苦笑)。
和島オートキャンプ場の魅力
イベントが盛りだくさん!
筆者が利用した日は、『手ぶらでキャンプイベント』『外遊びフェス』『キャンドル作り』などイベントが目白押しで、盛り上がりをみせていました。
同時にバンガローやキャビンの内覧も可能となっていたようで、営業活動にも積極的です。
こういった”商売っ気”のあるキャンプ場って地方では珍しい部類。
是非とも新潟県をけん引するキャンプ場になっていただきたいなと思います(^^)
レンタル品が豊富!
【レンタル品一覧】
テント/タープ/四つ脚タープ/テントマット/フロアマット/LEDランタン/テーブル/イステーブル&イスセット/BBQコンロ/焚火台/焚火シート/ツインバーナー/カセットコンロ/クッキングウエア/調理セット/食器セット/ヤカン/つる付け大鍋/はんごう/インフレーターマット/毛布/まくら/ハンモック/薪割台/ポータブルバッテリー/プロジェクターセット
※詳細は、公式HPを参照ください
地元新潟県のキャンプグッズを中心に、レンタル品が豊富です。
特にオススメなのが1日3組限定の『おまかせキャンプセット』。
18,750円相当のレンタル品一式を、9,000円で利用できる高コスパプランとなっています(2022年現在)。
持参するものは食材のみでOKなので、BBQの延長でキャンプをしてみたい方にピッタリだと思いますよ。
環境活動にも積極的
和島オートキャンプ場は、環境に配慮する取り組み【リーブノートレース】の団体サポーターに加入しています。
新潟県内では、唯一のサポーター(2022年現在)となっているそうで環境活動にも積極的です。
リーブノートレースのホームページには、キャンプ熟練者でも意外とできていないかもしれない環境保護のテクニック動画が公開されていました。
気になる方はこちらからチェックしてみて下さい↓
海水浴
キャンプ場から繋がる〔海岸遊歩道〕を利用すれば5分程度。
サラサラの砂浜が広がる海を満喫できます。
遠浅なので、小さなお子さんも楽しみやすい印象でした。
ただし、ところどころに小さな岩礁が潜んでいたりします。
安価なものでOKですので、マリンシューズを準備しておくと安心です。
近くには、小規模ですが駐車場もありました。
車両で乗り付けて遊ぶのもアリですよ。
※ライフジャケットの着用を推奨します。
浜辺を探索していたら、少年が好きそうな滝を発見。
突入する勇気はありませんでしたが、洞窟らしきも確認できました。
お子さんがいるなら、是非見に来てみて下さい。
周辺施設
〔温泉〕寺泊きんぱちの湯
🔷〔日帰り温泉〕営業時間 10:00~21:00
🔷利用料金 大人:600円~ 小人:400円
新潟県の方には、きんぱちのゆ~♪でおなじみの温泉施設です。
ミネラル分たっぷりの”しょっぱい温泉”でまったりしてみてはいかがでしょうか。
露天風呂からは、日本海が見えますよ。
〔買い出し〕スーパーマルイ 分水店
キャンプ場から20分程度。
お刺身や生鮮食品が安価で豊富でした。
野菜もしっかり食べたい方にはオススメのスーパーです。
〔鮮魚店〕角上魚類 寺泊本店
🔷営業時間 8:00~17:00
新潟県寺泊に来たなら、角上魚類に来ない手はありません。
関東にも進出している知る人ぞ知る”安価でちょいリッチ”を味わえる有名鮮魚店です。
写真の脂たっぷりマグロ丼は、500円!
お昼のランチに、キャンプのおつまみ探しに是非訪れてみて下さい。
ちなみに筆者は、帰りがけに大きなブリ一匹を追加購入してしまいました(苦笑)。
〔水族館〕長岡市寺泊水族博物館
🔷営業時間 9:00~16:30
🔷利用料金
一般 | 700円 |
中学生 | 450円 |
小学生 | 350円 |
3才以上 | 200円 |
お子さんと遊ぶならコチラがオススメ!
大きなウミガメやかわいいペンギンが歓迎してくれますよ。
公式ホームページでは、リアルタイムの入館者数が確認できるので”密”が気になる方は確認してから足を運んでみて下さい。
新潟県で高規格の海キャンプをするならココ!
新潟県ならではのロケーションが楽しめる海キャンプ場をレポートしました。
眺望のよいサイト群に加え温水の炊事場、Wi-Fiなどが完備しており、現代のキャンプブームに相応しい高規格キャンプ場といった印象です。
新潟県内の海沿いでは〔紫雲寺公園オートキャンプ場〕が有名ですが、個人的には、和島オートキャンプ場も同レベルの人気キャンプ場になっていくと勝手に予想しています。
カップルで、家族で、快適な海の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
今すぐ予約したい方は、予約サイトへどうぞ!
和島オートキャンプ場の各種SNS
お隣、新潟県柏崎市の海キャンプ場のレポートです。
こちらでも綺麗な砂浜で海水浴が楽しめますよ♪