キャンプ場紹介

【徹底レポート】森の灯キャンプ場で快適キャンプ!

キャンプ場のいいところ

☆トイレ、炊事場がキレイ

☆ドッグサイトあり

☆周辺施設が豊富

山々に囲まれ、リンゴなど果物の産地でも有名な長野県長野市。

今回は、2021年7月にオープンしたばかりの新たなキャンプ場をレポート致します。

アットホームな”庭”を感じさせるサイトが特徴で、ファミリーや女性の方にピッタリだと感じました。

【我が家の利用履歴】

2021年11月

森の灯(あかり)キャンプ場

【森のともしび】と勘違しそうですが、正解は【森のあかり】キャンプ場です。

最寄りの上信越自動車道IC(インターチェンジ)からは約10分程度。

民家の並ぶ路地に突然現れるのが特徴で、【パッと来て、パッと帰宅】がコンセプトになっています。

基本情報

住所長野県長野市
豊野町豊野2002-24
標高約370m
気温-2.4℃
(平地との比較)
営業期間通年
基本定休日火曜(繁忙期以外)
予約方法オンライン予約
TEL080-7508-2020
チェックイン14:00~17:00
チェックアウト~10:00
トイレ洋式のみ
ゴミ捨て場有料
灰捨て場有り(無料)
電源サイト無し
シャワールーム無し
支払い現金

各種料金

施設利用料金大人:550円
子供:220円
ペット:220円
未就学児無料
アーリーチェックイン
レイトチェックアウト
※混雑状況次第で不可
500円/1時間
可燃ゴミ袋(任意)500円/1枚

灰以外のゴミは基本持ち帰りですが、可燃物のみ有料で捨てる事も可能です。

必要な方は、ゴミ袋の購入をしてください。

V(ビュー)サイト

サイト数20区画
サイトの広さ8m×6m
車両乗り入れ不可
サイト使用料金4,950円〜6,600円

このキャンプ場のメインとなる【Vサイト】は上段、下段の2エリアで構成されています。

混雑具合にもよりますが、以下のポイントでサイトを決定するといいでしょう。

☆景色優先→上段サイト

☆トイレ、炊事場近く→下段サイト

Vサイト上段(V1~V9)

高台に作られた文字通りのビューサイトです。

眼下には、長野市の街並みが広がります。

見晴らしを望むならコチラ一択でしょう。

紅葉も同時に楽しめて、まさにインスタ(Instagram)映えのエリアだと思います。

V1~V4は、道路側に面しています。

日中は、車通りが気になるかもしれません。

Vサイト下段(V10~V20)

写真の道を降りた先が【下段サイト】です。

砂利の道が終わる所まで、車両の通行が可能となっています。

荷物は台車運搬が必要。

(V、Sサイト共通)

サイト入り口は、車1台が停車して丁度くらいのスペース。

混雑時の設営、撤収は譲り合いが必要となります。

要領よく手短に済ませましょう。

一見、こじんまりした公園のような雰囲気があります。

子供との鬼ごっこに丁度いいくらいの広さ。

芝生は隅まで整備されており、快適に過ごせると思います。

民家には近いですが、木造の外壁によりプライバシーが守られています。

外壁の高さは、大人がチェアに座った時に、景色だけが見える絶妙な高さに設定されていました。

S(ソロ)サイト

サイト数6区画
サイトの広さ4m×4m
車両乗り入れ不可
サイト使用料金
(1泊)
3,300円〜4,400円
※Sサイトのみ施設利用料料金は無し。
写真が乱れており申し訳ございません(汗)

Vサイトの中に、点在しているのが【ソロサイト】です。

必ずしもココと決まっているわけでも無く、状況次第で臨機応変に対応して頂けるようです。

この辺は、オーナーさんと要相談といったところでしょう。

D(ドッグ)サイト

サイト数2区画
サイトの広さ8m×6m
車両乗り入れ原則1台可能
サイト使用料金
(1泊)
6,050円〜7,700円

ドックランが併設されたサイトです。

他のサイトから独立した設計で、気兼ね無くワンちゃんと遊べるように配慮されています。

我が家は、V20に設営しました

カマボコテント3Mを設営。

筆者が利用した場所の地面は、わりと柔らかめ。

足でペグを刺せて、手で抜ける感じといえば伝わるでしょうか。

風が強い日のタープ使用は、控えた方がいいと思います。

このサイト(V20)の隣には、大きな木と椅子が並びます。

設営開始と同時にモンキー(子供達)の住処となってしまいました。

(キャンプ場さんごめんなさい)

芝生保護ボードの貸し出しあり

焚火、BBQをする方は、芝生を保護するボードを利用しましょう。

この上に、持参した焚火シートを使用することで、万全の状態で炎を楽しむ事ができます。

最近では、キャンプ場が【焚火シート】を支給してくれるパターンも増えてきている印象があります。

こういったところを先取りしている点も、流石は新しいキャンプ場といったところ。

芝生愛好家の筆者は大歓迎です。

いちいちオシャレ

なんと表現すればいいかわかりませんが、要所に【ツボ】を抑えている感があります。

木々にしてもそう。

ちょこんと座れるイスとか。

細かなところに女性目線のセンスを感じてしまうのは筆者だけでしょうか。

ご夫婦で経営されているということで、相乗効果が起きていると勝手に想像しておきます。

我が家が訪れたのは11月。

場内の紅葉がとても綺麗でした。

何種類も違う木が立ち並んでいるので、お庭を散歩している雰囲気に浸れます。

子供達も【謎の実】を楽しそうに拾っていました。

その後、車内にポイ捨てしていったのは言うまでもありません(舌打ち)。

景色もステキ

こちらは上段サイトからの夜景。

キラキラとした街並みを一望できます。

ほとんど市街地から離れていないにも関わらず、この好立地。

住んでいる方々が羨ましい(^^)

こちらは下段サイトからの早朝の風景です。

霜も降り、街並みには霧が立ち込め、雲海のような景色に。

ホットコーヒーが最高に楽しめる朝を迎えることができました。

余談ですが、朝7時には「キンコンカンコン」が周辺に鳴り響きます。

夜更かしをしても強制的に起こされることでしょう(筆者)。

各施設

受付、駐車場

駐車場はサイト番号別で1台分ずつ用意されています。

入り口の看板。

筆者が訪れた際は、受付が無人でしたので電話連絡させていただきました。

到着して、何か困ったら電話した方が早いと思います。

こちらは【あずまや】と呼ばれる受付施設です。

【販売品】

🔶薪 500円/1山 900円/1束

🔶炭 700円/2kg 1,000円/3kg

他にも、オリジナルステッカーや名産のリンゴを使用した商品なども販売していました。

トイレ、炊事場

下段サイトを降りた先に、トイレと炊事場が併設されています。

とにかくキレイの一言。

ぬくもりある木造の新築といった感じ。

細かい所にも手作り感が。

更に、トイレ内の照明は人感センサーとハイカラ。

古臭いキャンプ場とはかけ離れた雰囲気で文句がでません。

特に女性の方にはイチオシポイントでしょう。

炊事場のシンクの数も十分。

洗剤やアルコールも完備していました。

建物の側面には、広い水盤もありテーブルも洗いやすかったです。

どこかの公園風景のようですが、キャンプ場内です(笑)

我が家は、ここのコンクリート部分で季節外れの花火を楽しませてもらいました。

灰捨て場

トイレの正面が灰捨て場。

ここの近くでは、オーナーさん方が笑い声を交えながら楽しそうに掘削作業をしていました。

それを横目に、「このままサラリーマンでいいのかな」と思う筆者がいたことは秘密です。

周辺施設

デリシア 豊野店

キャンプ場から車で約5分。

生鮮食品を含め品揃えの豊富なスーパーです。

近くには、ダイソー(100円ショップ)、アメリカンドラッグ(薬局)も隣接しています。

豊野温泉 りんごの湯

こちらもキャンプ場からほど近くの温泉施設。

浴槽は、そこまで広くはありませんが、サウナも完備しており必要十分でした。

売店、食堂もあり快適に過ごせる印象でオススメです。

ちなみに5のつく日は、名前の通りリンゴが浮かんだ幻想的な湯船になるそうです。

成田屋りんご狩直売所アップルライン店

●リンゴ狩り料金 大人:400円 子供:300円

●量り売り料金 500円/1kg

●リンゴの種類 全10種

国道18号線にあるリンゴ畑だらけのエリアが、通称【アップルライン】です。

そこでリンゴ狩り&直売所を営む、【成田屋】さんにお邪魔しました。

狩ったりんごは、その場で召し上げれ、余った分は量り売りとなります。

リンゴの密の量がスゴイ。。

普段お目にかかれないレベルで絶品でした。

お店は道沿いにあるので、気軽に立ち寄ってみることをオススメ致します。

ただし、子供に収穫させすぎると思わぬ出費になりかねませんので注意しておきましょう(筆者)。

成田屋HP

地獄谷野猿公苑

●駐車場料金 500円

●利用料金 大人:800円 子供:400円

少し足を伸ばして、お猿さん鑑賞はいかがでしょうか?

【スノーモンキーパーク】として、世界的にも有名な観光地である【地獄谷野猿公苑】。

お風呂に浸かるお猿の姿は必見です。

秋冬に訪れるなら来ない手は無いと思います。

地獄谷野猿公苑HP

住処にしたいキャンプ場

オーナーさんの人柄が溢れるステキなキャンプ場をレポートさせていただきました。

綺麗な施設もさることながら、特にいいなと感じたのは市街にほど近い立地。

上記で紹介したような観光地を、一泊で無理なく楽しめたのは大きなメリットだと思います。

長野市で【観光+キャンプ】を計画したい方にとって有力候補になるでしょう。

2021年の冬季には、月額定額プランも打ち出しており地元密着にも積極的。

こういった伸びしろ十分なキャンプ場が増えてくれるのはありがたい限りです。

森の灯キャンプ場HP

森の灯キャンプ場さんは、Instagramにも注力しています。

更新頻度も高く、日々の楽しい投稿が見られますよ。